2013年01月26日

龍の会(春なのに…ユニット紹介)

ここでは、「春なのに…」に出演してくれるユニットの紹介をしていきたいと思います。
今回は

龍の会

このユニットのお二人は、芝居や朗読、いろんな面でご活躍の方々です。
どういういきさつで、龍の会になっていったのでしょうか?

・・・龍の会・・・

龍の会(春なのに…ユニット紹介)「ある日とつぜん閃いた」
      長谷川哲夫

 芥川龍之介の小説「お富の貞操」を読んで、わたしは、短編ながら話の展開の面白さと、一途で鼻っ柱の強い、お富という若い女性がすっかり気に入ってしまった。
朗読でやってみたいという衝動に駆られて、一人で声を出して読み出したのだが、若いお富の台詞のところがしっくりこない。わたしがやると、どうしても年増女みたいになってしまうのだ。これは致命傷になる。「ヤーメタッ!」と投げ出してしまった。
しかし、どこかにあきらめきれない気持ちを抱いたまま、時間が経過していった。
 ある日とつぜん閃いた。
「いるっ!イメージぴったりの女性が・・・。そうだ、二人で組んで朗読すればいい!」
しかし相手は多方面で活躍中の多忙な人である。
「断られて元々」と割り切って、それでも多少オズオズと話を持ちかけてみた。
作品を一読した彼女からは、思いの外あっさりとOKが出た。作品の持つ魅力のなせる技であろう。この時点で、これはうまくいく、とわたしは予感した。
こうして、昨年「名作朗読会」と銘打った、二回の朗読会が実現した。

 今回「春なのに」に出演させていただくにあたり、ユニット名なるものを求められて、「龍の会」とした。昨年が「龍」年であったことと、作者・芥川龍之介の「龍」を重ねた、単なる思い付きに過ぎない。
しかし、いまてせはこの「龍の会」という名前がすっかり気に入ってしまっている。
エッ!「龍の会」の今後は?
それは龍に聞いて!                           (2013.1.21)


なるほど・・・
いろんなところでお見かけするお二人ですが、今回は、朗読という形で。
このブログの初めの方にも書きましたけど、「朗読」も…いろんな「芝居」の形のひとつだと思うんです。
どんな人でも声を出して本を読む…シンプルだからこそ、見える部分もありそうですね。


。。。公演スケジュール。。。
龍の会(春なのに…ユニット紹介)
龍の会の公演は…
3月23日(土)15時~の4ユニットの中の1番目です。

「お富の貞操」
明治元年、上野戦争勃発前夜。騒然とした江戸のとある商家に偶然居合わせた運命の男女。
そこで起こった出来事は・・・。
昨年の「名作朗読会」で好評をいただいた作品です。

・・・お楽しみに・・・




Posted by 春なのに… at 08:02│Comments(0)
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